
2016年2月、おそらく雪に覆われた山形の地で、第45回日本神経放射線学会を開催させていただくことになりました。北国での2月開催ということで多くの方からご心配をいただいていますが、神経放射線学会(当初は研究会)といえば2月です。今でも、粉雪の舞う野口英世記念館は忘れられません。母校順天堂大学の久留裕先生が主催されていた頃の話です。当時は神経放射線を一生の道にするとは思いもよりませんでしたが、本会には研修医の頃から裏方として参加していたことになります。恩師山口昂一先生が本会を山形で開催されたのは1989年、平成元年のことであります。思いの外雪の少ない年でありました。
本会を再び山形の地で開催できることは、私にとって大変光栄であると同時に大きな喜びでもあります。一人でも多くの会員に、この会のすばらしさを体験していただくことを最大の目標としました。学会のテーマは“気軽に参加・気軽に発表”です。何か新しいことをやっていたら、あるいは見つけたら、どうか山形に来て発表して下さい。そして、学会場で何か新しいことを見つけて帰っていただきたいと思います。というわけで、最近話題のグローバル化の方は2015年11月に興梠征典先生が会長をされるAOCNRにお任せして、公用語は日本語といたしました。そして、発表者には、口演の方も含めて全員に日本語(英語でも可)でのポスター作成をお願いすることにしました。口演者にも学会として賞を差し上げたいと考えています。ポスター展示場を歩いて、興味を引くポスターを探す。気になるポスターの前に集まって、仲間と討論する。もう古いのかもしれませんが、アナログ的な学会にできればと考えている次第です。
山形の2月といえば、蔵王の樹氷です。この時期には樹氷が立派に育ちます。夜になると連日ライトアップされ、幻想的な樹氷を見ることができます。是非、世界でも類をみない樹氷の景色を体験していただきたいと思います。少し足を伸ばすと、情緒ある雪景色で有名な山寺や銀山温泉、そして最上川船下りを楽しむこともできます。また、山形は食の豊かなことでも知られています。この時期は、納豆汁がおすすめかもしれません。皆様、是非冬の山形へおいで下さい。多くの皆様の御参加を心よりお待ち申し上げます。